皆さんこんにちは、シロネコ書房です。
先日、街を歩いていたら、こんな可愛いものを見つけたんですよ!
なんとあの人気マンガ『よつばと』のダンボーが将棋の駒になったという、『カプセルダンボー 将棋Ver.』!
「カプセル」と頭についているように、いわゆるガチャガチャの商品です。お値段一回300円。
よつばともダンボーも昔から好きな作品だったので、その場で迷わず回してきてしまいました!
その結果がこれ!
はい、玉将ダンボー当たりました!あ~キョトン顔可愛い!
これがもうあまりに可愛かったため、ぜひぜひ皆さんに知っていただきたく、今回筆を執った次第であります!
ダンボーって何?
本題に入る前に、「そもそもダンボーって何?」という方のために簡単な説明を。
ダンボーは、あずまきよひこ先生による人気漫画『よつばと』に登場するダンボールロボットです。
実際は、「みうらちゃん」という小学生の女の子が夏休みの自由研究で作り上げた巨大工作で、中には彼女自身が入れるようになっています。
実はこのダンボー、作中では僅か2話のみの登場にもかかわらず、そのシンプルかつ愛くるしいデザインから多くのキャラクターグッズが世に登場しているんです。
例えば、可愛らしい顔を前面に押し出したモバイルバッテリーや
様々なポーズが取れる愛くるしいフィギュアなど、
本当にたくさんのグッズが出ています。 そして、今回の将棋のコマ風フィギュアもその一つというワケ。あ、 もちろん僕は上の2つとも持っていますよ!
ではでは、前置きはのくらいにして、さっそくカプセルダンボー将棋Ver.の魅力に迫っていきましょう!
カプセルダンボー将棋Ver.
概要
カプセルダンボー将棋Ver.は、2017年の2月発売の、将棋の駒をモチーフにしたミニフィギュアです。
指でつまめるサイズのダンボーの胴体部分に、将棋の駒名がカッコよく書かれています。
もちろん「玉将・王将・金将・銀将・飛車・角行・桂馬・香車・歩」の全9種がちゃーんとそろっています。(シークレットで、護り駒の「左馬」があるとか)
画像はYOTSUBA & DANBOARD OFFICIAL STOREより
裏面の「成り」の赤文字もきちんと再現。
つまり、すべての駒を必要な数集めれば、実際の将棋と同じように遊ぶことが出来るってことなんです!すごい!ぜひやりたい!
まぁ、そのために必要な数集められるのかが問題なんですけど・・・・・・。
また、体の各部は可動式となっていて、腕は前後に180度、足と頭はほんの少しだけそれぞれ動かすことが出来ます。
カプセルの中身は、フィギュア1体のみ。
固定台などの付属品はありませんが、特に問題なく自立します。
大きさ
カプセルダンボー将棋Ver.1体の大きさは、将棋盤のマス目から少しはみ出るくらい。実際に将棋の駒として使用することも考慮された、かなり小さめのサイズとなっています。
我が家のリボルテック・ダンボー、リボルテック・ダンボーミニと比べるとこんな感じ!
Oh!オチビチャンネ!
脇にある500円玉と比べると、2枚分弱くらいですかね。とにかく小さい!
犬や猫と同じく、『可愛いものが小さくなると、より一層可愛くなるの法則』がバシバシ発動しています。
材質
このミニフィギュアには、一般的なプラスティック素材ではなく、実際の将棋の駒にも使われている素材感のものが採用されているとのこと。
触ってみると、確かにツルツルの中にもしっとりとした肌触りがありますね。
また、頭を持って実際に将棋の駒を指すようにすると、「パチン」という子気味いい音がします。
見た目もシリーズの他のダンボーより黄味がかっていて、光に当てると木目のようなものも浮き出て見えます。
全体に「将棋の駒らしさ」を演出する細かい工夫が見て取れますね。
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チャームポイント
このカプセルダンボー将棋Ver.のチャームポイントは、なんといってもその「やる気のなさ」です!
見てくださいこの腑抜けた顔を。
やる気だとか覇気だとか、そんな言葉とは縁遠い間抜けフェイスですよ。
とてもじゃないですが、これから戦いに臨もうとする者の顔つきじゃないですよね。
元来、将棋は戦の模倣遊戯として発展してきたボードゲームであります。
すなわち、私たちが向かう盤面は命のやり取りが行われる戦場なのです。
そこにおいて、種々の駒たちは、互いの王を、そして国を守らんとする屈強な兵士達に他なりません。
それは関羽のごとき大義を振るう猛将か、あるいは趙雲のごとき一騎当千の勇士か、はたまた呂布のごとき戦神の加護を受けた鬼人か……。
いずれにしても、私たちは指先の小さき駒達に、勇ましき武将たちの姿を投影しているのです。
そんな彼等の指揮を執り、武と智の熱き戦いを繰り広げることこそが、将棋の醍醐味と言えましょう。
・・・・・・なのに・・・・・・それなのに・・・・・・
なんなんですかこのふぬけた顔は!
どこが一騎当千の勇士なの?どこに熱き男たちの闘いを見出せばいいの?
「え?何か?」みたいなほのぼのした表情で、この先生きるか死ぬかの戦いに出かけていくの?
だいたいあなた玉将でしょう?
玉将って下流の棋士が使う駒で、言っちゃえば挑戦者の駒、下剋上を狙う野心の駒なのに、なんでそんなに暢気なの?あれなの、武を極めたが故の無心ってやつなの?
いや、だとしてももう少しハキハキしたお顔で戦に臨もう?ね?ほら、他の兵たちの士気にもかかわるからさ?
……なんて突込みが出ちゃうくらいの無気力っぷりに、しかし私はただただ一言
「だが、それがいい!」
このまるで戦う気のない表情こそ、カプセルダンボー将棋Ver.の一番の魅力なのです。
コンプリートへの道
先にも書きましたが、カプセルダンボー将棋Ver.は全9種+シークレット1種です。
もともとがガチャガチャの商品のため、欲しい種類のものを狙って買うことはできません。『よつばと』のオフィシャルサイトでも販売を行っているようですが、こちらも選ぶことはできないようです。
これを全種コンプリートするには、各種ネット通販やオークションを使うのが手っ取り早いでしょう。自分でガチャガチャ回したい!というこだわりがない限りは、それが一番効率的です。
本当のコンプリート
だ が し か し !
全ての駒を1個ずつ手に入れたからと言って、それで満足してしまうあなたは2流ダンボー収集家です。
本当のコンプリートは、もちろん将棋として対局が可能になる全40駒を集めて初めて達成となります!40体のダンボーが将棋盤に勢ぞろい……さぞかし総観でしょうなぁ。
これがセットとなっているものが、一応Amazonに出品されているようです。(2017年 3月24日現在)
ただ数が少ないようで、いつ無くなってしまうか分かったものではありません。
そうなったら、数がそろうまでひたすらガチャをまわしに行くか、ピンポイントの単品買いをネット通販やオークションで繰り返すしかありません。
そして生まれるのは、溢れんばかりの「歩」への渇望・・・・・・。
なんたって対局に必要な駒の内の約半分が「歩」ですからね(18枚)。
足軽を求めて、私たちは果ての見えない購入合戦を繰り広げることになるわけです。
やはり歩を制する者が盤面を制すのか・・・・・・。
終わりに
以上、カプセルダンボー将棋Ver.の紹介でした。
いろいろ書いてきましたが、言いたいのは「将棋ダンボーまぬけ可愛い!♡」ってことだけです!
今後もダンボー関連の商品はいろいろ出てくるのだろうなと思いますが、その都度、皆様に布教 紹介していけたらなと思います。
あ、もしこの記事を読まれた方で『私40枚フルコンプしてて対局できるよ!』って方がいましたら、ぜひ教えてください!写真見せてください!お家遊びに行かせてください!
え?お前は集めないのかって?
僕は向上心と野心の塊なので、玉の駒だけでもう満足なんです()
そして、あずま先生は早くマンガの続き描いてください(半ギレ)
それでは、今回はこの辺で!
ではでは、またまた。